カエルの雑記

書きたいことを色々載せるブログ。

【ふるよに】ちばらぎ_完全戦逆三拾一捨(2020/11/08)【金毒機】

2020/11/08
寺原公民館(茨城_西取手駅

ルール:完全戦逆三拾一捨
選出:金毒機
参加人数:8人
エントリーネーム:yasu

 

・逆三拾一捨とは?
各ミコトはメガミを三柱選出する。
対戦相手に選出したメガミを提示し、対戦相手は提示されたメガミの中から二柱を宿して決闘を行う。
平たく言うと弱そうor使いづらい三柱を相手に渡し、渡された三柱から戦えそうな二柱の組み合わせを選ぶルール。

 

・選出理由

金機は「赤マナが皆無」「錬成する攻撃がない」などの理由により、この環境におけるtier1になりうるので選出を決定。
上記二柱を軸にして三柱目を考える。

候補はいくつもあがるものの、どれもある程度の勝ち筋や強みを感じたために選出は困難を極めた。
シンラ(書・経):通常打点は皆無だが、森羅判証や経典砲などで単体で勝ち筋を生み出しそう。このレギュでの引用や論破も渡すには危険性が高い。
トコヨ(笛):機器との組み合わせ(どれ無窮)に一抹の不安を感じる。奏と久遠も偉い。
サイネ(琵琶、拒絶):りっこはどう考えても強い。八相咎められない握りだとヤバそう。
ミズキ:兜絡亜種になられても嫌だし、錬成打ち落としされるだけでも負けそうなのでこの組み合わせでは駄目そう。機器を渡されるのを期待して魔法攻撃だけで倒せる組み合わせの選出はありだったかも。

 

ここまで考えたところでこれ以上相手のデッキパワーを下げるのは困難と判断。
発想を変え、以下の2点を抑えた候補を探す。

①適切な構築・デッキ回しが困難(知見を要求するor希少なデッキ)
②自分がそれをよく知っている

つまり推しキャラのチカゲ(毒)って訳なんだワ。

f:id:kuriyasu15:20201110223440j:plain

毒機器はデッキだが知見と経験を備えたミコトとなると一人しか思いつかない。見てから数分で適切に扱えるとは思えないのでワンチャンはあると判断。
金毒は金絆の打点低下版になると予想。知見面も金絆で遊んでる奴を自分以外に見たことがないので多分大丈夫。

「いっちょ毒を布教すっか」くらいの軽い気持ちで再び毒の伝道者となり、金毒機が爆誕


1戦目:書機(金)vs毒機(金)
対戦相手:半顔さん

・対面した印象
書じゃんわからん(白目
相手は会話した感じ科学者だし、ヤバいで工藤。
「カードに色付いてれば良い」とかいう人の機器と戦っていいわけないんだよなぁ。
一応検討はしていたので書金の反駁錬成反論と機器の両面ライフバーンが思いつくが、相手は毒で叛旗があるので金BANで書機器を選択。
お相手は印象の通り毒機器を選択。

 

・眼前構築
とりあえず森羅判証は積むことにする。
チカゲ単体でライフ2点ゲインぶち抜くのが困難なことをオレは知っている
これにより自動的に壮語は入り、もじゅるーも強いので入れる。
また、毒機器はチカゲの赤札を活用するため最も打点に貢献しそうな飛苦無に狙いを定めて完全論破を投入。ここまでは良いもののあとがわからない。

f:id:kuriyasu15:20201110223653j:plain

ここから時間と知見の薄さが爆発してデッキではないものが出来上がってしまう。

完成品はこちら。
通常:反論、詭弁、りげいなー、とるねーど、もじゅるー、壮語、扇動
切札:森羅万象、完全論破、びぐご

やることが絞られてない初心者にありがちなデッキになってしまった。

 

・桜花決闘
まずびぐごを動かそうとして4フレアの重さに絶望する。
そんなことしてるうちにあくとるからの苦無で手痛いコンボをくらい涙目。
しかしここで捨て札に落ちた苦無を完全論破し、相手の打点を大幅に制限することに成功する。
相手は冷静にサブプランのバーンで打点を重ねるが、時間がかかるため徐々にこちらのリーサルラインに近づいてくる。
判証を開かないと死にそうなタイミングでお相手から毒針で弛緩毒が送られてきたため、リーサルラインへの到達を確認して判証を展開。
苦無のない状態で倒す術はなく、これにて決着。
お相手の知見や構築が素晴らしく、偶然や事故が重ならなければ確実に負けていた決闘でしたが一先ず初戦突破です。


2戦目:琵琶機(金)vs毒機(金)
対戦相手:でるたさん

f:id:kuriyasu15:20201110223825j:plain

・対面した印象
琵琶はワンチャンあるんじゃね?と思った。
琵琶絡は強いと聞いたこともあり、サイネはチカゲに有利なカードが多いため知見を活かせそう。
ただし「石突と響鳴共振どこいった?」となったので金床は難しい。よって琵琶機器を選択。
お相手は毒機器を選択。

 

・眼前構築
勝ち筋をどこに求めるかで悩むが、りっこは枢式で奪われた場合速やかに死ぬので不採用。
果て果ては相手がケアを切るまで勝てないので不採用。
消去法により普通に強そうなびぐごバーンを選択。
機器の強そうな札に加え、チカゲメタとしての活躍が期待できて色も優秀な無音壁と音無砕氷をチョイス。
先程戦った半顔さんの助言を思い出してどれでびを突っ込み大体完成するが、通常札に赤が一枚もないことに気づき困惑する(ここで冷静に氷の音辺りを薙切りかだうじんぐに差し替えたかった

できあがったものはこちら。

通常:氷の音、無音壁、もじゅるー、りふれくた、あならいず、あくせらー、とるねーど
切札:音無砕氷、びぐご、どれでび

 

・桜花決闘
頑張ってびぐごを早く開こうとして早漏してしまう。
お相手にぶん殴られたついでに早漏で落ちたもじゅるーをパクられダブルもじゅるーを展開されて吐きそうな気分。この時点でそれなりのライフリードを許して泣きそう。
とりあえずダストは生まれたので無音壁で立て直しながらびぐごを展開。
場に残る無音壁の強さにたまげながら無音で攻撃を受けたら無音壁をパクられてびぐごを展開されたため、精神的にピヨる。ライフリードされた状態でびぐごミラーしたら負けるに決まってるやん。
と思っていたら、相手の構築に全力が首切り一枚しかない。無音壁パクらないとびぐご動かんだと……?
あならいずで削られるのは受け入れつつも、音無・りふれくた・無音壁を活用してチカゲの攻撃を徹底的に妨害。
緑とるねびぐごでライフを追い上げ、相手のリーサルとだうじんぐだけ気をつけながら再度緑とるねびぐごを起動して時間ギリギリで決着。
琵琶機器のポテンシャルに助けられた決闘だったが、この決闘で自分がこのレギュにおける正解の一つを選択したことに気が付く。
この機器が溢れる環境なら対毒メタになるりふれくたを簡単に調達できる。これは明確に有利な点に思える。

 

3戦目:笛機(金)vs金毒(機)
対戦相手:千葉のチカゲェさん

・対面した印象
HNと裏腹にチカゲを握らないと思っていたら、既に何度もチカゲで優勝していたチカゲェさんじゃないか!
しかも過去に毒機器の記事を紹介してしまうというプレミが発覚し、厳しい戦いが予想される。
そして手持ちを見ると千歳と要返しを失ったトコヨちゃん(笛)がこっちを見ていた。

毒処理しながら叛旗も使うチカゲちゃんと戦うんです?
魔法攻撃もクロックスピード的に受かっとらんのでは?

そんなことを考えながら少しでも勝率の高そうな組み合わせを検討する。
金床は雅打ちという絶好の錬成先があるため初めてまともに検討するが、ライフに通すのが難しく時間もかかるため罠と判断。やはり千歳がないのが痛い。
機器は扇ではなくなった分が不安ではあるが、とりあえず無窮どれでびは偉そう。
集中維持できるかは非常に怪しいが金床よりはチャンスがあるかもしれないと考え、笛機器を選出。
しかし、ここでお相手もこちらの読みを外して金毒を握ってくる。
マジかよ。オレ以外に握ってる人初めて見た。

 

・眼前構築
機器の魔法攻撃は消えたが、毒が重すぎて真っ当に戦ったら十中八九負けると直感で感じ取る。
真っ当に戦って勝てない相手とは真っ当に戦わない、というお得意の自論でクイズゲームの爆発力に賭ける

f:id:kuriyasu15:20201110223909j:plain

単なるやぶれかぶれだけではなく、無窮どれでびを利用するときの回復力としてらすとりさーちを追加したかった。
久遠は強いが、打ち消せない錬成攻撃や何度も振られることを考えるとこれだけではどうしようもないと判断。
通常札は妥当に強いカード群に後退札を加える。
特にりふれくたはチカゲメタとして機能する上にこの二柱なら容易に展開できるため防御の要として活躍することを期待。
だうじんぐは二戦目で使われて強かったのと、相手の遁術や苦無を盤面に合わせて打ち込む機会を期待。

できあがったものがこちら。
通常:雅打ち、奏流し、詩舞、跳ね兎、だうじんぐ、りふれくた、もじゅるー
切札:どれでび、無窮の風、らすとりさーち

 

・桜花決闘
お互い宿しの無難な立ち上がりから相手がマテリアルで遁術を錬成してくる展開に。
ここで毒針でなく遁術だったことが非常に大きい。
錬成遁術も強いがこれならライフ打点が直接増えるわけではなく、苦無や毒針に対処する余地が残る点が大きい。
こちらも負けじと無窮どれを展開しながら、序盤に伏せた札を咎めるために回答ボタンを押す(ピンポン!エチゴセイカ!
無窮で手札の大地と毒針を見て、遁術は錬成。毒霧が飛んできていない点が気になる。
流石に判断材料が少ないので、1巡目に使い道がなさそうで構築に入れたそうな超反発を指定。正解!(1回目)

次ターン相手はリシャせずに前進旋回起をしてきたので、アグロ再構成からもう一枚の伏せ札を狙い撃つ。
伏せ札が増えているので先程の手札と伏せたたそうな札を思い浮かべ、間合いの遠さから毒針を選択してみる。
ここでめくれたのがなんと首切り。これはお釈迦様でもわからん(赤札が少ないので劣化大地として入れる説はわからなくもない

これ以上のアグロ再構成は厳しいので無窮どれでびでテンポとって伏せカードを作ってもらうのを待つ。
前進のために伏せカードができたタイミングで三度目の回答ボタンを押す。
相手の手札が毒針と苦無、捨て札が旋回起と超反発、山一枚と伏せ二枚。
ここから推理を展開。相手の勝ち筋は錬成遁術なので伏せるのは相当リスキーなため、ボトムに沈んでいると仮定。
そうなると大地砕きと首切りの2択と推測できる。あとは相手がどちらを選びたくなるか。
完全なランダムだった可能性もあるが、同じカードを二回出すほうが外しやすそうとかボトムが大地に見えた方が嫌そうという説から首切りを選択。
大正解! 大会決勝で世紀の大発見だよ!

相手の切札は虚無なので(知ってた)自分の切札を追加する。
そこで0コス吹弾+どれでびというコンボが爆誕し、引き入れた奏流しと合わせてループを開始。もちろん無窮どれでびは継続。ついでに叛旗をパクって錬成遁術を抑えつつ久遠と奏の不安を無くし、適当にきつい苦無を0コス久遠で止める。
相手は前進で対抗しながら決死の大地砕きを当てるが、全力で纏いができなかったために跳ね兎だうじんぐ飛苦無がライフに通る。
境地崩壊は痛いがこのリードが大きく、最後は雅打ちで焦燥受からない形にして勝利。
具体的なプランはなかったものの、クイズは正解するとやっぱり壊れることが分かった。
相手の構築がある程度読めることとクイズを選んだ思いきりの良さが結果的に功を奏した決闘でした。


・総評
チカゲは基本的に単体ではライフを取れないと言われるメガミです。
今回の選出ではある程度チカゲの打点にも頼らざるを得ない形になっていたため、メタによる対策が有効かつ一枚で勝負を決める切札を持たない点が優秀な三柱目と言えそうです。
特に環境にあふれていた機器は麻痺毒が刺さるとはいえ、りふれくたという強力な連撃メタを持ちクロック戦術も有するため大火力を持たないチカゲには辛い環境だったのではないでしょうか。
チカゲの毒の使い方や仕掛け方などはそれなりに難しいので、慣れていない相手のミスでアドを拾えた点も狙いがハマった形になりました。
毒のメガミの面目躍如。タロットをありがとうチカゲちゃん!


・おまけ
今回渡した組み合わせの構築例を簡単に紹介したいと思います。
あくまで自分ならという構築なのでその点をご留意ください。

 

構築例:毒機器
通常:遁術、苦無、毒霧、だうじんぐ、もじゅるー、りふ、あならいず
切札:流転、どれでび、らすりさ

相手のオーラ吸いながら表にした相手の赤札をライフに通すデッキ。
流転再起の他に再構成に合わせてらすりさ再起でオーラを吸えるのがとても強いです。

らすりさは相手の切札を止めたいなら枢式もありですが、このレギュではそんな強力な切札は渡してないと思います。
道は機器が溢れているので割れるし、ある程度の狂気適性がない人にはおすすめしません。
ワタゆたさんの記事を参考に実際に動かしてみるのが良いと思います。記事リンク
また、対戦感謝枢式という構築もありますが相手の切札が弱い前提だとワンショットは難しそうです。2回くらいあくとるコンボを叩き込みましょう。

 

構築例:金毒
通常:遁術、苦無、毒針、毒霧、旋回起、大地砕き、自由(超反発、炉火、鐘慣らしなど)
切札:マテリアル、流転、メガロ(叛旗)

苦無を強化しても良いが、苦無しか頼るものがなくなるため個人的には毒針の強化をおススメします。
錬成毒針は2/1⇒3/2⇒4/3と強化されながら当てやすくなり、ライフも奪えるためとても強いです。デッキトップに毒を送ることで錬成のための時間を稼げます。当たる毒針は強い。

本来は絆にして番傘や絆毒の打点を追加して10点取りますが、今回は相手の火力も抑え気味なのでもう一回錬成毒針を振るか鐘慣らし苦無などで受けられなくするのが良いかもしれません。

 

構築例:金機器
どうしてこの二柱選んだの?