カエルの雑記

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【ふるよに】桜降る代の道しるべ_後編[X]【チカゲ101】

・はじめに

前回『桜降る代の道しるべ_前編』の続きとなります。

今回はより実践的な『道を狙える対面』『道狙いの決闘中の動き方』『道狙いでおすすめの相方』などに触れていきます。

今回も分量が多いので音楽でも流してのんびりと読んでいただくのが良いかもしれません。個人的にはナナヲアカリなんかがおススメです(ダイレクト布教)


ダダダダ天使 / ナナヲアカリ

 

・生きる道を狙える対面(各メガミの道耐性)
生きる道の実際の動き方について説明する前に、そもそも道を狙うべき相手かどうかについて触れたいと思います。
眼前構築でのケアするべき点にも関わります。

道耐性をランク分けすると以下のようになります(高いほどメタカードによる耐性が高く、自然に道を割れるため道の難易度が高い)

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EX:クルル、ウツロ
A:トコヨ、シンラ、サリヤ、ヤツハ
B:サイネ薙、ヒミカ銃、オボロ忍、ユキヒ傘、ハガネ、ライラ嵐
C:ユリナ刀、サイネ裏、ヒミカ炎、チカゲ毒、ライラ爪、コルヌ橇、ハツミ櫂
D:サイネ琵、オボロ戦、ユキヒ社、チカゲ絆、ホノカ旗
E:ミズキ

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EX:不可能。ほんの少し気を遣うだけでまず道が永遠に成功しない。
A:基本的に無理。メタカードを釣りだすなど独自のステップが必要で大抵割に合わない。
B:かなり厳しい。相手のリテラシーやケア、横次第では通る。
C:ねらい目。基本的に2T目のレンジロックが受からず、組み合わせ次第では強引に行ける。
D:ボーナスチャンス。序盤に有効な手段に乏しく、基本的にビートやテンポという表の世界に生きている。
E:単体では手伝わない限り何をやっても割れない。毒送って殴ってもいいので逆に道をする理由も乏しい。

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上記ランクをにおいてC以下が2柱なら道が非常に有効です。
Bが混ざっても検討の余地はあり、こちらの横が強力な場合や弛緩道を検討するならチャンスはあります。
EXやAが混ざるならやめておく方が無難でしょう。

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・決闘での具体的な動き方
実践での注意点や要点を決闘のタイミングごとに抑えていきます。

①眼前構築
道が通る可能性を検討し、BETできると思ったら賭けましょう。
そして一度賭けたのならば、基本的に道以外の勝ち筋は捨てる覚悟を持ってください。
判断基準は対面2柱の道耐性だけではなく、プレイヤーも加味しましょう。
道はプレイヤーのリテラシーに依存する部分が大きく、リテラシーがあっても意識が向いていないまま構築が終わればそれだけで通り得ます。

 

②道を開くまでのプレイング(準備)
このタイミングはとにかくフレアを貯めるのが大前提となり、桜花結晶争奪戦となります。
そしてそのことを相手より早く確信して動けるのはこちらの特権となります。
このゲーム様相を一方的に変更してしまうところが道の最も強い部分と言えるでしょう。

1巡目はなるべく大人しく、宿しと前進を繰り返しながら毒を送ります。
送る毒は優先する目的や盤面によりますが、役割は以下のようになります。
麻痺毒:結晶回収を1手番パスさせる
幻覚毒:フレアを少しでも減らす
弛緩毒:手札をロックし、ダスト回収権利として送る

低コストな手段でリソース破壊などの妨害ができる場合、結晶集めでリードしやすいので有用な相方の札は積極的に利用しましょう。
とにかく間合いから結晶が確保できなくなるまでにどれだけ確保できるかで今後の展開のしやすさが変わります。


間合から一度に結晶を奪う為ならオーラを低めにして宿しを優先しても良いです。ライフ受けはフレアは加速するのでアドが大きく、ライフ受けの理由として偽装できるのも時間稼ぎとして有効です。
但し、結晶が枯れる前にオーラ5にする権利は手放してはいけません。

相手の攻撃は2/1、3/1はノータイムでライフ受けで良い。偽装なら悩む振りくらいはしよう。
1/1や2/2は少し難しいです。ライフ受けに裏目は無いのですが、ライフ受けを選択した瞬間に道狙いが露呈します。相手の妨害やこちらの準備がどれだけ進行しているかで受け方を決めましょう。オーラ受けを選択した場合、纏宿しで回収されてしまうと取り返すのが難しいケースがあります。その場合は開き直って道狙いであることを明かしてしまいましょう。
ちなみに1/1程度はダストの枯れていない序盤ならオーラ受けもあり得ます(※ライフで受けてもあまりフレア加速できないため、どうせなら2/2など一気にフレア加速したい)

回収できる結晶が無くなってからは再構成が主なフレア調達手段になります。相手の様子を見て、再構成を連打するかどうかを考えましょう。
相手の攻撃が期待できるなら少し待っても良いので、その間に毒を送り手札の上限を圧迫してやりましょう。毒が十分に送れていないとフレアがあっても割られる危険性が高まるのでバランスが重要です。


幻覚毒や弛緩毒は相手の妨害の他にダストを生み出す役割があります。
幻覚毒は吐き出したダストを回収されがちですが、フレアかリソースが無駄になるため悪くはありません。
弛緩毒はこちらのターンに必ず結晶を落とすため、容易かつ安全に結晶の回収が可能な点が強力。なによりこちらのフレアが足りているならば道を展開できます。道展開まで握っていてくれるならば、最低でも手札一枚を圧迫できるので送らない手はないです。

 

③道を開くタイミング
必要な総フレア-1のフレアを用意できたら道展開の圏内です。
最終的に全ての切札を開けば良いので、1T目に守れる算段が立ったなら再構成から道を開けてしまいましょう。対応切札を頼るなら最低でもその分のフレアは確保しましょう。

こちらの理想の手札は毒霧+手札対応の二枚が個人的にはオススメです。
これなら1T目に道を割りに来た相手に手札対応を構えることができ、なおかつ手札上限で捨てる札として毒霧という不要な札を山札に混ぜず処理できます。一枚余分に落ちてしまいますが、抜き泥濘をセットで引くくらいしか裏目が無いです(大問題)。その時は相方の札で代用できるようにしておきましょう。
なお、弛緩道の場合は抜き足泥濘を最初から握りこむのが一番強力です。遁術苦無で攻撃タイミングを伺っているようにも見えたりします。

相手の状況についても触れます。
・弛緩毒を展開しており、ダメージを与える手段が無い
・手札が0枚(あるいは毒2枚)集中0でターンを開始
・フレアが少ない(攻撃切札を撃つのが困難)
以上のどれかを満たしている場合、チャンスと言って良いでしょう。

道を開くタイムリミットは「相手の攻撃をライフ受けできる間」です。
それまでに訪れるチャンスはそう多くありません。早めに盤面を整え、確実にチャンスを掴みましょう。

 

④道を開いてから_1ターン目(生きる道展開直後)
弛緩毒展開中なら基本的に大丈夫です(例外:響鳴共振>律動弧戟など)

対応を構えている場合はオーラ受けと切札対応で相手の攻撃を捌きましょう。
最終的に開く必要がある切札対応を最も強い攻撃にぶつけ、オーラダメージを最小限に留めましょう。
ここで相手が諦めてくれれば手札対応を残して2T目を迎えることが可能なのでとても有利になります。

相手のリソース(特に手札)が乏しいほど、ライフを守るのは容易になります。
理想の状況なら相手は二枚の攻撃札と中コスト切札1枚程度が関の山なので、対応を構えたこちらにライフダメージを与えるのは非常に困難です。
この場合、相手は次善策として次ターンに使うリソースを確保し始めます。
再構成や宿しでフレアを溜め、弛緩毒以外の毒を全て使ってでも有効な札を確保するでしょう。
次のターンの危険は増しますが、このターンは凌げるので第一段階クリアです。
最後のドローで引き込んだ札を使い、最も強固なロックを築いて最後の勝負です。

 

⑤道を開いてから_2ターン目(生きる道展開の次のターン)
未使用の切札は必ず使用済みにしましょう。
手札に対応を残しつつ、なるべく相手が攻撃できない間合いでロックを狙いましょう。

基本的には間合い2からの抜き足と泥濘を併用する0距離ロックを狙います。
特に泥濘は強力なロック手段であり唯一の性能なので、基本的にはこちらの方が優先度が高いことが多いです。ロアリングや常世の月など、代替手段があるならその限りではありません。
滅灯の魂毒によるドローロックが狙えるとより強力なロックを構築できます。毒針も無理なく打てるなら強力です。

手札対応が無い場合でもリソが余るなら手札を一枚持っておきましょう。
気休めですがつきさしなどを睨める場合があります。

人事を尽くした後は天命を待つのみです。
こちらにできることは攻撃の受け方を選択し、相手が突破できないことを祈るのみです。
最も緊張する一瞬ですが、ただひたすらに最善手を打ち続けましょう。
正に勝利まであと一歩。運でもなんでも、守り切れば問答無用であなたの勝利です。

 

・道を狙う際にオススメな相方

サリヤ(騎)

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オメガバーストとターボスイッチという強力な対応札を持つため防御力は折り紙付き。
リソース破壊やレンジロックの手段が豊富であり、チカゲの札と同時採用しても腐りづらくお互いを補完しあう強力なロックが構築できる。
総じて道を通すためにあるような札が多く、道初心者にもおすすめ。
現状では最も生きる道を強力に扱える相方である。
ビートコントロールも強力なため、サリヤ特有の燃料管理などのリテラシーさえ身に付ければ様々な相手と戦える。


【参考記事】

https://twitter.com/furuyonilog/status/1191379038327042049

 

トコヨ(扇)

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対応といえばトコヨ。久遠の花や境地雅打ちといった強力な対応札を保有する。
風舞台や常世の月といった道に有用な札も多く持ち、抜き足や泥濘を使わずとも十分に道を通すことが可能。
ビート面はかなり火力が低いため扱いが難しいが、サリヤに次いで生きる道を決めやすい相方と言える。


【参考記事】

http://kifukuinko.hatenablog.com/entry/2019/01/08/123929

 

ユキヒ(傘)

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弛緩道の申し子。噂の傘毒。『もみじ。』さんが使い手として有名。
くるりみやひきもぐと言った軽く扱いやすい対応札を持ち、結晶の回収能力も高い。
更に、ステップ回避不可のゆらりびと生きる道という真逆の戦略の択を自然に迫ることが可能な点が強力。
抜き足やたぐりよせによるクリンチコントロールは多くの対面を苦しめることが可能である。
欠点はプレイリングや構築の難易度が高く、対策を身に付けたミコトが相手の場合は泥沼化しやすいため敬遠されがちな点。
相手との構築における読み合いや桜花結晶の扱いに自信があるならば試してみるのも良い。


【参考記事】

https://lordsantagg.hatenadiary.jp/entry/2019/05/09/234531

 

・おわりに
いかがだったでしょうか。
自分の持つ道リテラシーを全て詰めこんでみましたが、攻略記事としてまとめるのは非常に骨が折れました。なるべく整理しようとしましたがこれが今の限界です(ここまでお付き合い頂き誠に感謝


道はいきなり狙ってもそうそう成功するものではありませんが、地道にリテラシーやプレイリングを改善していけば徐々に成功率は上がります。
失敗しても懲りずに検討を続けていれば、そのうち「これはいけるかも?」という感触が得られるマッチが訪れると思います。
特殊勝利というロマンを華麗に決めて選択肢が増えた時、チカゲ使いとして新たなステージに上ることができると思います。

本記事が道初心者の道しるべとなれば幸いです。

 

あなたの良く道に幸運があらんことを。


付録:各メガミの道適正判定、およびメタカード候補
細かい判定の理由は各メガミの対策の際に触れる予定です。
メタカードの有無・有用性・汎用性に加え、道とビートを同時に睨んだ場合の負担などを加味しています。

ユリナ_刀:C:圧気、気迫、柄打ち、斬
ユリナ_古:D:かんしゃく玉、気迫、柄打ち、乱打
サイネ_薙:B:響鳴共振、音無砕氷、律動弧戟、石突き
サイネ_琵:D:音無砕氷、律動弧戟、氷の音
サイネ_裏:C:響鳴共振、律動弧戟、石突き
ヒミカ_銃:B:スカーレットイマジン、クリムゾンゼロ、ヴァーミリオンフィールド、バクステ
ヒミカ_炎:C:スカーレットイマジン、ヴァーミリオンフィールド、火炎流、(殺意)
トコヨ_扇:A:久遠の花、梳流し、無窮の風、跳ね兎、雅打ち、(常世の月)
トコヨ_笛:A:久遠の花、奏流し、無窮の風、跳ね兎、雅打ち、(常世の月)
オボロ_忍:B:影菱、鳶影、壬蔓、忍歩、鋼糸、誘導
オボロ_戦:D:手裏剣、鳶影、忍歩、鋼糸、誘導 ×神代枝
ユキヒ_傘:B:ふりまわし/つきさし、くるりみ、はらりゆき、ひきもぐ、ふりはらい/たぐりよせ、(ゆらりび)
ユキヒ_社:D:ひらりおり、くるりみ、はらりゆき、ひきもぐ、ふりはらい/たぐりよせ、よこいと/たていと
シンラ_書:A:森羅判証、天地反駁、皆式理解、扇動、立論、反論、壮語
シンラ_経:A:森羅判証、皆式理解、扇動、立論、壮語
ハガネ_槌:B:円舞錬、超反発、大地砕き、砂風塵、(大天空クラッシュ)
チカゲ_毒:C:毒霧、毒針、遁術、(滅灯の魂毒)
チカゲ_絆:D:毒針、遁術、滅灯の魂毒、奮迅、(残滓の絆毒)
クルル_絡:EX:えれきてる、びぐご、とるねーど、神渉装置:枢式
クルル_機:EX:あならいず、びぐご、とるねーど、神渉装置:枢式
サリヤ_騎:A:ブラックボックス、WE、BS、AE、TS、(シルチャ)
サリヤ_新:A:ブラックボックス、Neo、WE、BS、TS、(シルチャ)
ライラ_爪:C:天雷召喚陣、獣爪、風雷撃、流転爪、雷螺風神爪
ライラ_嵐:B:陣風祭典儀、暴風、大嵐、天雷召喚陣、獣爪、流転爪、雷螺風神爪
ウツロ_鎌:EX:虚偽、遺灰呪、黒き波動、重圧、刈取り
ウツロ_塵:EX:虚偽、遺灰呪、蝕みの塵、重圧、刈取り
ホノカ_旗:D:桜の翅、この旗の名の下に、精霊式(守護)
コルヌ_橇:C:かじかみ、雪渡り、ウパシトゥム、(絶対零度
ヤツハ_鏡:A:四葉鏡のわらべ唄、意思、幻影歩法、星の爪、六葉鏡の星の海、(八葉鏡の向こう側)
ハツミ_櫂:C:海?、強酸、イサナ海域、オヨギビ砲火、水流、水雷
ミズキ_兜:E:三重膝丸櫓、撃ち落とし、(大手盾無門)

 

・参考文献

ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME

https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html

桜降る代に決闘を/公式攻略ページ

https://furuyoni.kyoa.co.jp/

はじめての生きる道講座・前編 - とある忍の毒日記

http://kifukuinko.hatenablog.com/entry/2018/12/22/005335

そこはかとなく生きる道 そのいち - 田舎ミコトの生きる道

https://watayuta.hatenablog.com/entry/2020/04/02/014645

 

前回:桜降る代の道しるべ_前編

次回:チカゲA(絆)との付き合い方