カエルの雑記

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【ガンナガン】銃の世界で生きる道【デッキ紹介】

・『ガンナガン』って?
銃を扱う銃士キャラと2丁銃を選択して戦うバトルカードゲーム。
いつも遊んでいる『ふるよに』と近いシステムですが、眼前構築のようなピックの要素は少ないゲームです。
二つの銃デッキからその場面に必要なカード持つ銃を選択し、カードを銃弾として装填してぶっぱなしてライフを奪い合うゴキゲンな対戦ゲームとなります。
銃には三つのタイプに分類され、攻撃型(赤)特殊型(緑)防御型(青)攻撃型という三すくみが設定されているのが特徴的です。実際にぶつかってみても2丁の銃+キャラで戦うので綺麗にタイプ相性だけで片付くとは限らないのが面白いところです。
興味がありましたら公式サイトやプレイ動画などを見ていただくか、私に声を掛けて頂ければが持っていきます。対戦しましょう。
公式サイト:https://sites.google.com/view/gunngun/home
wikihttps://w.atwiki.jp/ganandganinformal/pages/36.html

 

・記事の概要
ガンナガンを紹介されてツボにはまりました。
今回は初めて使用したデッキがたまたま良い動きをしたので、その構築を紹介します。
使用した組み合わせは以下の通りです。

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銃士:ナトリ
技能:グッドメディス
銃A:ハクメン
銃B:キヨヒメ

ナトリは一定以上のダメージに反応して相手にダメージを与えるキャラです。先手後手を決める速さは最低ですが、毎ターンのドロー数は随一となっているのも特徴です。
今回選択した技能『グッドメディスン』は使用後に未使用に戻るライフ回復orデッキ回復カードです。

ハクメンは攻撃で与えたダメージと同じ値だけライフを回復するボウガン。
キヨヒメは相手にバーンカウンターを乗せ、ドットダメージでライフを削る火炎放射器

ナトリは毒使いっぽいフレーバーで選びました。技能はご尊顔が唯一拝謁できるのでこれを選びました。
キヨヒメはドットダメージが毒っぽくて好みなので選びました。
ドットダメージを与えるなら死なないように生き延びたくて、回復するハクメンを選びました。

 

おやおや、なんだか陰キャの匂いを感じますねぇ(ニチャア

 

・戦略
相手にHITを与えるたびに発動するキヨヒメの『吸熱機構』の発動機会を多数用意し、ハクメンの回復する銃撃と合わせて死なずに相手削ることを念頭に置いた生存特化の構築です。

吸熱機構の発動機会としては以下の4種類が主に上げられます。
・ハクメンによる銃撃
・キヨヒメのバーンダメージ(カウンター数に比例して攻撃回数が増加)
・ナトリの反射ダメージ(3HITで1HIT)
・ハクメンの機構『オートボウガン』によるターン開始ダメージ
これに加え相手の自傷ダメージ等もカウントされるため、吸熱機構1枚を置くだけでターンが返ってくるまでに1~4点のライフ回復が見込めます(このデッキの初期ライフは30点です)攻撃機会を多数用意することで吸熱機構のバリューを最大化できることがこのデッキの強みです。
吸熱機構は3枚あるため複数設置することで更に回復力は高まり、ハクメンの銃撃とグッドメディスンが回り始めれば容易にはライフを削り切れない盤面が出来上がります。

 

また両銃共に優秀な対応を持つため、これによって相手の勝負手をいなすことで更に生存力を高められます。

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特にライフ回復で対抗するハクメンの『インパクト・チャージ』はナトリの能力を阻害しないため、吸熱機構の発動も合わせると相手の打点を越えて回復することも珍しくはありません。『インパクト・チャージ』やナトリの能力が発動しない2HIT以下の攻撃を繰り返すだけならば毎ターンの回復量を超えることは困難なので問題ありません。
キヨヒメの対応も『奪火(5HIT軽減)』『焼却壁(2HIT軽減)』『炎転化(半減)』と強力な対応が揃っているので使い分けると正に鉄壁です。

 

どっしりと構える青の銃であるため、立ち上がりから準備の間は劣勢になりやすいため一気に攻め切られると長所を発揮する前に決闘が終わってしまうため序盤が一番の正念場になります。そこを耐え忍びやり過ごす手段として技能『グッドメディスン』による回復が強力です。
ナトリは毎ターン5枚という破格の手札補充をしてくれるため、なるべく毎ターン両銃に装填してボルテージを用意していきましょう。
立ち上がりはキヨヒメのバーンカウンターをとにかく一つ乗せることをがマストですが、ハクメンの銃撃でも回復するため積極的な装填と銃撃を目指しましょう。これにより潤沢なボルテージを用意できればグッドメディスン十全に扱えるようにまります。

 

序盤を乗り切ったら『ハクメンで回復を重視する』のか『機能で盤面を強化する』のか『ボルテージやカウンターを増やすためにキヨヒメに装填をする』のかを考えながら動くと良いでしょう。装填補助カードの『リロード・サポーター』『奪火』『連鎖重点』などを上手く利用すると動きが楽になると思います。

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オートボウガンを設置する際はコストが重いため、『ディバーション(機能の数だけドロー)』を使うとスムーズですが引きすぎるとデッキ枚数で逆転を許しかねないのでタイミングが重要です。ナトリ採用の時点で山札消費は早いので引きすぎ注意。


ここまで生存の話しかしていませんが、勝ち筋についてまだ触れていませんでした。
勝ち筋は以下の二つです。
・相手のデッキ切れ
・継続ダメージとハクメンの銃撃によるクロック
早めにオートボウガンを設置できた場合は後者で勝つこともありますが、どちらかというとデッキ切れによる勝利が多い印象があります(ライフダメージは時間制限を用意することで相手にデッキを消費させるのが主な目的です)
これはデッキ切れが僅差になった場合にグッドメディスンによるデッキ回復効果が効果的に作用するため優位なのが大きな要因となっていそうです。赤系の銃はデッキ使いが荒い印象もあるため、攻めきれなかったときに息切れすることが多いのも一因かもしれません。
攻撃と回復を同時に行うためライフレースの面では強力なデッキなので『相手より長く生きれば勝ち』の精神で行きましょう。

 

・天敵について
青・青の構成であるため、当然緑の銃には弱いです。
機能を破壊するツエツキやライフではなくデッキを破壊するウワンなどは最悪の相性なので、どっしり構えるのではなくこちらからの積極的な攻撃が必要になりそうです。
その場合は開き直って、バッドメディスンや過焔地獄などを上手く使ってワンチャンスを狙っていきましょう。
メタ的に公式で不利なものはある程度仕方がないので開き直っていきましょう。


・おわりに
筆者はまだ数回遊んだだけの初心者なので、環境の知識や知見などはほとんどありません。
でもこのデッキはカードプールすら知らない状態でもぶん回ったので、それなりに良いデッキだと思ったのでサンプルとして紹介しようと思いました。
面白いゲームなのでフリプ会やボドゲ会で積極的に誘っていきたいと思います。

あ、ふるよにのアドカレ記事も書いているので当日には出せるようにがんばります!